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在るのはただ抹茶のみ(黒楽のはなし)


お茶事は
お濃茶を味わうために行われる

炭で湯をわかすための炭手前も
懐石料理も
主菓子も

お濃茶を味わうため
ただそのために。

千利休が
真っ黒な楽茶碗を好まれたのは

薄暗い茶室で
黒楽茶碗でお茶をいただくと
手の中に茶碗はなく
ただ在るのはお抹茶だけ
という風に思えたから
と聞いた

もちろん
茶碗そのものにも
美しさを感じていたのだろうけど。

とにかく
お濃茶を味わうことに集中する

茶碗などの道具ではなく
ただただ抹茶に心を向ける。

大切なものを
際立たせる
そんな茶碗なのですね

(2013.6.25)